思考は現実化する(new dimentions2)
今後の世界はどうなるのか?
②このままなんとなくだらだらとした世の中が続く。
③経済的にはハイパーインフレに見舞われ既存の通貨の価値が下がり、新しいものにとって変わっていく。デジタルな決済とアナログな現物のものの交換と2極化していく。
④既存の概念や価値観を根本的に変えてしまうような世の中になる。
⑤強いものがより力を持つ時代、強いとか何か?
⑤かってないほど楽しく幸せを感じられる世界になる
時代時代で何が正しいかなどが変わるが今は基本国家が力を持ち、国際社会と連携しながらルールが決められている。
そのような中で絶対的な理念や思想を持つ宗教や組織などはどうなるのか?
とはいえ、今の私には世界を見ていてもしょうがないので自分の近くの人達を中心に最善を尽くすだけである。
人は不思議だが所有すればするほど何かにとらわれる。所有せずにそぎ落とした状態な時に自由を感じることができる。
主観的な幸せや幸福とはつまるところ感じていたければ意味はないのだから経済的な豊かさとは基本的に関係ない。
しかしそれも一度所有した客観的な豊かな状態を経験を経てからでないと実感として理解できない。
思考は現実化する(view point)
現在、過去、未来。
人生とは何か?
世界とは何か?
こんなことを考えるのは何か課題や問題にぶつかっている時である。
僕も現在いろいろな問題課題を持っている。
度々問題や課題は表面化してくる。
でも結局は過ぎさって過去となる。
宇宙を考えてみると138億年の時間が流れている、今後も何百億年の時が流れるのか?
その時間と空間を考えると、現在の世界で達成できるどんなことも大したことなく、数億年後には全ての歴史はほぼ省略されてるだろう。
数え切れない星、銀河の数だけでも7兆個はあるという。
それがある法則で造られて動き存在している。
まさに宇宙は完璧なのである、とすれば私たちの人生や世界も一糸乱れず完全なのである。
どう感じて、どう捉えて、意味付けするかは本人次第である。
でもこれが難しい、マイナスな感情をどう受け流すか、そして焦点を変えるか。
中村天風はクンバアアカだと言った。
アンソニーロビンズは質問の質と言った。
個人個人でやるのはかなり大変。
コーチングや師匠、チームがあるとよい。
1人の人間は自分以外の人がいて初めて自分を認識する。
僕は今色々TRYしている。そのために今がある。パワーとシンプル、フリー。
思考は現実化する(シンプル)
最近気付いたことがある。
それは山手線が朝毎日平気で15分から30分位遅れて運行している。
数年前までは1分2分遅れていることもほとんどなく、東京の鉄道の凄さを感じていたのだが。
最近の世の中が少しよくわからない感じがする。
金融の世界で言えばリーマンショク以降何かがおかしいような感じ、もっと前からかもしれないが。
私のプライベートな事柄もあるのでどこまで客観的に見れるかはわからないが何かが変。
美術、古美術の世界でも一流の良いものがほとんど出回らないという。
シリアの難民問題、中国、ロシア、米国の関係、中東、アジア。問題だらけで調和できているのか、もしくはしようとしているのか。
インターネットの普及とあいまって世界が混沌としているように思える。
前はいくつかの大メディアの情報が中心でなんとなくコントロールされていてわかりやすかった。
こんな時代だけに、私はシンプルさが力を持つと思う。
何がシンプルか、美しいもの、強いもの、
明確なもの、、、
思考は現実化する(本)
田中清玄、
あまり知っている人はいないだろう、
もう亡くなっているが超すごい日本人である。
私は大学時代にこの人の唯一の自伝を読み、
こんな人がいたんだとかなり驚きだった。
「田中清玄自伝」
前に私の会社の後輩に貸して彼が気に入ってしまいしばらく戻ってこなかった本がこれである。最終的に近所で取ってきたらしいメロンと一緒に戻ってきたが、、(笑)
彼は自分の人生を変えたといい、いつも枕元に置いて寝ていたらしい。
人生哲学と行動がはんぱではない。
単に頭が良いだけではだめだ。
インタビュアが世界中で深い人脈を広げてこれた秘訣は何ですか?との質問に。
嘘をつかないこと。一度信用したらとことん信用すること。自分を滅してかかること。
と答えた。
思考は現実化する(お茶2)
私はこれから日本文化的なものをもっと広めていきたいと思っている。
お茶もそうだが、日本は他の国と全く違うらしい。
私の前の外資系の会社のイギリス人のCEOは最初日本が嫌いだったようだが、あることがきっかけで日本大好きになった。
それは床屋だった。
彼はスキンヘッドでクリエイティブなところがある少し変わったトップで創業者である前CEOから指名された男。
日本の床屋のクオリティーとサービスの良さにびっくりしたらしい。
プライベートジェットでやってきて原宿や表参道が大好きで常宿は六本木グランドハイヤットのスィート。
床屋の顔を剃ってくれるのが好きらしい。
しょっちゅう日本に来るようになってどんどん日本が好きになったようだ。
前の記事でも出てきたヨーロッパ人も日本は素晴らしいという。
何がそんなにと聞くと、他の国の人は自分のことばかり考えていると、日本人は自分より周りのことを大事にするという。
あと食事が安くて何を食べても美味しい。
こんな国は世界中ないと。
私は日本人は海に囲まれている地理的なことや、バランスの良い気候、四季など太古の昔から恵まれていると思っている。
ヨーロッパ始め全世界では他国や多民族から攻め込まれる歴史が続いていて自然と自分のことを中心に考えまた宗教や民族といったものの影響が大きい。
日本は基本的に他の国から攻め込まれた歴史がない、太平洋戦争は別として。
天皇を核とした神話から繋がってる物語があり、人の中にも自然にそれが刷り込まれている。
神はやおよろずの神としてものにも木や草にも神が宿っているという中でつづいている。
私は大学時代からグローバル化する世の中でますます、民族や宗教、国家の境界が際立ってくると考えた。
私はますます日本人としてのアイデンティティーが大事になって来ると思っている。
思考は現実化する(お茶)
先日ある美術商の方と利休やお茶の話をしていた。
元々お茶というのは究極の相手とのコミュニケーションの場所だったとの話しに感銘した。
お茶室というものは狭い空間にあらゆるものがそぎ落とされている。
それで静かな何もない空間にお茶をとおして相手とだけ向き合うことができるのだと。
今はゴルフや料亭、クラブなどがビジネスマンや政治家などの会談の場所になるが、究極はお茶なのである。
現代のお茶は作法にばかり焦点があたっているが利休の時代には作法などなかったようだ、それはその後周辺の人が作ったものらしい。
今、高級なお茶道具は非常に安くなっている。
なぜならお茶をやる人が少なくなっていることと前から茶碗など集めていた人が亡くなって相続した人が売りに出すことも多く、需要と供給のバランスが崩れている。
備前、楽焼など相当市場価格が下落してる、
オークションでも不落のものも多い。
5分の一、ビッドオファーはあるが場合によっては10分の一。
注目している。
思考は現実化する(ぼたもち)
学校を卒業して最初の会社の研修の一環で善寺に2泊3日で行くというものがあった。
予想以上にきつかったこともあり同伴した研修部のスタッフが音をあげ翌年から無くなった。
朝3時半起床、写経、座禅、掃除の後に朝ご飯、食事はご飯軽く一杯と菜っ葉の入った味噌汁とたくあん2切れ、昼は無く、夕飯は朝ご飯に一品豆腐みたいなものがつく。
朝寒い中での座禅もきついが、終始眠く腹が減ってどうしようもない。
ふらふらになって寝るが板の間に薄い布団で寒くて寒くて思考停止状態、しかし色々なことを休みなくやらされて疲れて寝てしまう。
なんとか時間の経過を待ちやっと3日目、寒さの中での庭掃除も終わったあと、住職の法話。
法話の後、大きめのぼた餅が一人一つ出てきた。
暖かいお茶と食べた甘いぼた餅の美味しかったこと美味しかったこと。
我慢したために、素朴なぼた餅があんなにも美味しく感じたことが忘れられない。
同じものでも普段の生活の中ではそう感じなかったはず。
あのぼた餅のために3日間があったと思った。
ぼた餅と暖かいお茶に至福の幸福を感じた。
色々なものをそぎ落としてこそ見えるものや感じるものがある。