ゼロtoワン

ゼロtoワン

アメリカ大統領選挙でトランプが勝利。
大方の予想に反した結果であったが世界は変化を求めて動き出している。

ピーターティールはシリコンバレーで唯一と言ってもよいぐらいにトランプ支持を表明していた。

PayPalの創業者でフェイスブックの初期の投資家の一人、ゼロtoワンの作者。素晴らしい本だった。

ゼロから1を生み出す。

トランプ大統領に関しては色々言われているがやはりシンプルで強いものを世界が求めていることが表れた結果だと思う。
世界中でそのような動きがある。

デジタル化する流れの中でトランプ大統領というのは少し逆の感じがするがそこでバランスがとれるのではないか。

今のアメリカの状況で500兆円の減税とインフラへの投資というのは政治家ではあり得ない発想だろう。

このあり得ない大胆な発想が世界の流れを変え現実化していく。

知っているだけにできない、知らないからこそできるということがある。間違いなく言えるのは我々が生きている世界は常に変化しつづけているということ。

閉塞感につつまれていた世界の流れが変わってくる。

アメリカという国はそもそもゼロからスタートして成功した国であり、シンプルな考え方が活かされる国でそれがバワーになっている。
長い歴史のある、日本やヨーロッパなどとは全く違うのである。

僕はアメリカの会社で長く働いていたがアメリカの文化はやはりすごいと思う。
とりあえずやってみようという感覚がある。

それぞれに良いところがあり、正解はないが世界中に蔓延する閉塞感を前に向ければ成功となる。

僕は自分の身の回りのことで今は精一杯であるがより良い自分をつくっていき結果世界が良くなればと思っている。