思考は現実化する(お茶2)
私はこれから日本文化的なものをもっと広めていきたいと思っている。
お茶もそうだが、日本は他の国と全く違うらしい。
私の前の外資系の会社のイギリス人のCEOは最初日本が嫌いだったようだが、あることがきっかけで日本大好きになった。
それは床屋だった。
彼はスキンヘッドでクリエイティブなところがある少し変わったトップで創業者である前CEOから指名された男。
日本の床屋のクオリティーとサービスの良さにびっくりしたらしい。
プライベートジェットでやってきて原宿や表参道が大好きで常宿は六本木グランドハイヤットのスィート。
床屋の顔を剃ってくれるのが好きらしい。
しょっちゅう日本に来るようになってどんどん日本が好きになったようだ。
前の記事でも出てきたヨーロッパ人も日本は素晴らしいという。
何がそんなにと聞くと、他の国の人は自分のことばかり考えていると、日本人は自分より周りのことを大事にするという。
あと食事が安くて何を食べても美味しい。
こんな国は世界中ないと。
私は日本人は海に囲まれている地理的なことや、バランスの良い気候、四季など太古の昔から恵まれていると思っている。
ヨーロッパ始め全世界では他国や多民族から攻め込まれる歴史が続いていて自然と自分のことを中心に考えまた宗教や民族といったものの影響が大きい。
日本は基本的に他の国から攻め込まれた歴史がない、太平洋戦争は別として。
天皇を核とした神話から繋がってる物語があり、人の中にも自然にそれが刷り込まれている。
神はやおよろずの神としてものにも木や草にも神が宿っているという中でつづいている。
私は大学時代からグローバル化する世の中でますます、民族や宗教、国家の境界が際立ってくると考えた。
私はますます日本人としてのアイデンティティーが大事になって来ると思っている。